「夢を拓く®」を通じて手を差し伸べる範囲を拡大するためのヒント


「夢を拓く」プロジェクトはまだ開始していないものの、それについて検討していらっしゃいますか?このような状況は今までにありませんでした。リジョンの「夢を拓く」委員長もしくは連盟本部へ連絡して援助を求めましょう。私たちのウェブサイトには、皆様の始動をお手伝いするための計画資源が豊富にあります。

もし皆様のクラブで既に「夢を拓く」プロジェクトを開始されている場合、手を差し伸べる範囲をどのように拡大できるかについて考えてみてください。地域社会には、恩恵を受けられる可能性がある女児が他にいますか? もしくは皆様がまだつながっていないものの、可能性のある地域社会のパートナーはいますか?今こそその時です。私たちの輝く未来のための計画をしつつ、クラブがこれまでに行った取り組みをお祝いしましょう。

皆様のクラブがデジタル上で活動されている場合でも、「夢を拓く」を実施することは可能です。ソロプチミスト・フォワードで追加のヒントをご参照ください。

「夢を拓く」に参加する女子中高生を探す

「夢を拓く」は、自分の夢を生きるための資源や情報を持たない女子中高生に手を差し伸べることを狙いとしています。このプログラムは、secondary schoolの女児-または学位や卒業証書を受け取る前の学業期にある女児(日本では、中学校、高校に通う14歳から18歳までの女児)に重点を置いています。多くの場合、女児の年齢は、14歳から18歳です。他の年齢の女児もプログラムから恩恵を受けるかもしれませんが、ソロプミスト/LiveYourDream.orgがプログラムを作るために一年をかけて行った調査では、この具体的な年齢層の女児のためのこの具体的なニーズが特定されました。

すべての女児が女性というジェンダー(性)ゆえに障害に直面していますが、私たちは、更なる障害(低所得層の地域社会や、不安定な家庭生活、少数派民族、移民もしくは難民家庭、児童養護施設、十代の親といった状況など)を抱えている女児に手を差し伸べたいと考えています。これらの女児が自分のキャリア目標と成功への道筋を特定するのを支援することは、彼女たちが将来直面する問題や障害を克服することを助けることになります。具体的には次のような女児です。

  • 成功する上で障害に直面している
  • 夢が頓挫するリスクを抱えている
  • 職業上のお手本となる女性がいない
  • キャリア教育へのアクセスがない
  • 目標を達成するために取るべきステップを知らない

一般的に、ターゲットとなる参加者(このプログラムに関与することで最も恩恵を受ける参加者)を判断するために、ご自身のコミュニティーのニーズについて広く考えてみましょう。女子中高生助言グループに参加する女子中高生を探す時と同じような方法で、学校や社会福祉機関、地域団体とパートナーを組むこともできますし、スポーツチーム、もしくは宗教センターに連絡するのもよいでしょう。学校の進路相談担当者に連絡し、卒業前に退学するリスクがある女子中高生に手を差し伸べることや、女児団体、女児向けサマーキャンプ、十代向けプログラム、十代の妊婦を対象としたシェルター、児童養護施設のスタッフに連絡することを検討してみてください。

また、コミュニティー評価を実施した際に、女児と共に活動する組織を特定されたことと思います。それらの資源を使って、女子中高生を見つけたり、皆様のプロジェクトを宣伝することもよいでしょう。

女子中高生を見つけ始める際、このプロジェクトには二つの実施方法(会議形式と小規模なグループ・メンターリング)があることを念頭に置いてください。グループの規模や女子中高生の具体的なニーズによって、どちらの手法がより適切かが判断できるでしょう。

地域社会のパートナーと関係を築く

コミュニティー評価を行った際に、女児と一緒に活動している団体、企業、個人、学校の窓口を見つけたことでしょう。カリキュラムを実施するモデルを選んだら、次は可能性のあるパートナーに連絡を取る番です。女児と一緒に活動する、もしくはキャリア・サポートのテーマに取り組むのはボランティアにとって初めての経験かもしれません。女児を助けるというゴールを共有している学校や地元の団体と連携することは、プロジェクトの影響力を高めるのに役立ちます。さらに、

  • パートナーシップによって、単独で行う場合よりも多くの女児に手を差し伸べ、単独ではできないような活動を実現することができます。
  • パートナーシップによって、社会問題により効果的かつ徹底的に対処できるようになり、資源のより良い活用が可能になります。
  • パートナーシップにより、女児に関わる問題を認識し、活動する団体の数を増やすことができます。
  • 女児の問題に関して実績のある団体やパートナーを持つことで、プロジェクトへの信用が増します。

コミュニティー評価を見直して、プロジェクトに必要なものを判断しましょう。その後、プロジェクトに貢献してもらえるだけではなく、連携することで先方にも得るものがある地元の企業、団体、学校を見つけましょう。それらに連絡をとり、関係を築き始めましょう。

パートナーシップを成功させるために欠かせない二つの要素は、明確に定められた目的と、継続的なコミュニケーションです。役割(責務)と目的を明確に定めるためにパートナーと協力しましょう。それらを明確に述べた書面による同意書を用意するとよいかもしれません。すべてのパートナーにしっかり情報が伝えられるよう、コミュニケーションの機会を複数回持つようにしましょう。また、成功を示す指標についてすべてのパートナーの合意を得るようにします。すべての関係機関が、成功の定義について合意することが大切です。

 

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